大学で活躍するOBたち

先日、神奈川大学野球リーグの開幕戦に足運びました。

開幕戦の舞台は横浜スタジアムです


オープニングゲームは神奈川大VS神奈川工科大。
昨秋の王者・神大に挑む工大の先発ピッチャー、工藤佑太(4年)は鶴岡東のOBです。

高校時代は山形大会決勝で先発するも延長でサヨナラホームランを浴びて甲子園を逃した工藤。
しかし、最後の夏に一本立ちした力を大学で発揮。1年からマウンドに登り続け、今季、エースとしてラストイヤーを迎えました。
この試合も神大相手に最速139キロ、8回2失点9Kと好投。プロ注目、相手4番の土井克也も無安打2三振と完璧に抑えました。ただ、味方打線が打てず1ー2で敗戦。残念でしたが今後に期待したくなる投球でした。

力投する工藤。高校時代に比べ一段、力強くなった印象でした

一方、近畿学生野球リーグ2部でもOBの田中大聖(3年)が活躍中。

昨秋リーグ戦ではDHとして首位打者、ベストナインに輝きましたが、今春は投手としてもプレー。

リーグ開幕戦の神戸医療福祉大戦では2番DHとしてホームランを放った後、マウンドに登って150キロの速球を披露。今週はDH兼リリーフとしてチームに貢献していく模様です。
2019年の夏の甲子園では背番号18。素材の良さは多くの人が認めるところでしたが甲子園では出番無し。その悔しさを晴らすような大学での成長ぶりです。

動画は2回戦の様子。最速は153キロとのことです

それにしても150キロとは。今後の活躍次第ではさらに注目を集めそうです。

他にも仙台六大学野球リーグでは東北福祉大の大井光来(3年)が8番キャッチャーで開幕戦スタメン出場を果たした模様。2019年夏のメンバーの活躍も目立ち始めましたね。

高校も4月下旬から春季大会が始まりますが、各地の大学や社会人でプレーするOBにもぜひご注目ください。